初心者でも安心！レンタカーの利用方法〜予約編〜

旅行の行動範囲を広めるレンタカー

旅行やお出かけの計画を立てる際、行きたい場所を決めるときに「立寄りたいけど駅から遠い」や「複数の観光地を巡りたい」と思ったことはありませんか。そこで便利なのがレンタカー。列車やバスなど時間や路線に縛られずに、自由に移動することができます。

初心者でも安心してレンタカーを利用できるよう、基本的なレンタカーの利用方法を掲載します。レンタカーを借りたいけど、手続きや手順が分からない方はぜひご覧ください。

レンタカー利用の全体の流れ

上の画像がレンタカー利用の全体の流れです。各店舗によって違いはありますが基本的には同じです。各手続きにポイントがあるので、順を追って説明します。

この記事ではレンタカーの予約について説明します。

レンタカー予約の流れ

予約方法

レンタカーを利用するには予約をしましょう。予約の方法は主に３通りあり、インターネット予約、電話予約、店舗予約があります

インターネット予約は受付時間に制限がないので、気軽に予約が可能です。対して電話予約と店舗予約は、受付時間はあるもののスタッフの方と直接相談しながら予約ができます。

日時や車種を決める

旅行やお出かけの計画に合わせて日時や車種を決めます。その他にも、レンタカー利用を快適にするオプションや保険に関しても決めます。

レンタカー予約時に決める基本的なことをまとめました。以下の４つの項目があれば、すぐにレンタカーを借りることができます。

日時

レンタカーを予約したい日時です。数日間連続での予約も可能です。

出発・到着店舗

レンタカーを借りるとき、返すときに利用する店舗です。
乗り捨て（借りた店舗以外の場所に返す）も可能な場合があります。

車種

借りるレンタカーの車種です。
車の乗車人数と性能によりクラス分けされています。車種をおまかせで選ぶ方法もあります。

オプション

保険や補償、追加の装備品を選択できます。
冬季間の装備やチャイルドシートなどを追加できます。

オプションに関しては、地域や期間によっては指定できない場合があります。直接予約店舗に確認してみてください。

次からは、上記以外にレンタカーを借りるときに決めることができる項目をまとめています。より快適に利用したい場合に参考にしてください。

車種の選択について

車種を選択する際において、重視しておきたいポイントがあります。予約時に下記のことを確認することで、より安全かつ快適にレンタカーを利用できます。

レンタカー予約時に車種選択、またはオプション選択で指定できることがほとんどです。

四輪駆動（4WD）

四輪駆動（4WD）の指定ができるか確認しましょう。積雪地帯では駆動方式による走りやすさの差が顕著に現れます。もしレンタカーを借りる時期が冬季間で、なおかつ積雪が多い日には四輪駆動の指定ができるかどうかも確認しておきましょう。

ハイブリッド車

希望があればハイブリッド車を選択できるか確認しましょう。エンジンとモーターの組み合わせで走るハイブリッド車ですが、その特徴はガソリン車と比べ燃費が圧倒的に良いです。長距離の移動をする際、少しでも燃料費を削減するためにはハイブリッド車を選択するのがいいでしょう。

スタッドレスタイヤ

積雪地帯に限った話ですが、スタッドレスタイヤを装備できるかどうか確認しましょう。積雪路面を夏タイヤで走行することは大変危険です。ですが、各レンタカー会社では積雪があるであろう冬季間は標準で装備されていることがあります。

保険・補償について

レンタカーを利用していても、交通事故のリスクはつきものです。そのためにもレンタカー会社は標準で保険を掛けていることが多いです。ただ、その保険の種類は様々あり、支払う料金によってランク分けされています。また、保険の種類によっては事故時に対象外になってしまう場合があります。

そうならないためにも、予約時には事故時の保険がどこまで適用されるか確認しましょう。

Column：タイヤのパンク

レンタカーの利用時にパンクした際の補償についてですが、ほとんどが実費での支払いになることが多いです。しかし、予約時に追加の補償を申し込むことで、パンク代等の請求を無くすことができます。安心してレンタカーを利用したい時に確認してみてください。

予約を確定する

一通り内容が決まれば予約を確定させます。支払い方法等は予約時に選択できることが多いので、あらかじめ確認しておきましょう。また、予約番号が通知されると思うので、出発の際スムーズに手続きできるようメモを残しておきましょう。

さいごに

今回はレンタカーの借り方の “予約の方法” について説明しました。全体の流れから見てもレンタカーの予約は一番難しい部分になると思います。しかし、基本的に決めることは少ないので、ポイントをおさえておけばすぐに予約することができます（オプションを加えると複雑になります）。

次回はレンタカーの出発手続きについて説明します。